誕生花のいろいろ
誕生日の花、誕生花。ということは、366日誕生花があります。
うるう年の2月29日にも誕生花はあります。
じゃあ、誕生花は366個で終わり、といったらそうではありません。
実は、たくさんの種類があるのです。
たとえば、2月29日の誕生花はヨモギ(蓬)。えっ、花じゃないの?、と思われそうですが、誕生花には、およそ花のイメージのとぼしい、葉や木としか思えないものも入っています。
2月29日の誕生花には、ほかには、ワスレナグサ(忘れな草)、ハマカンザシ(浜かんざし=アルメリア)、ハナムギ(花麦=花材に用いられる大麦)、アイスランド・ポピー(=シベリアヒナゲシ、いわゆるポピー)、トウツバキ(唐椿)、エンレイソウ(延齢草)、サンシュユ(山茱萸)といった植物が挙げられています。
花期のイメージのほか、忘れな草や、延齢草が入っているのは、うるう日という特別な日にちなんでいるようです。
植物の名称は、同じものでも異なる名前で呼ばれていることもあるので、気をつけましょう。
誕生花とは
花の中でも、365日+1日の毎日の花を定めた誕生花。
たとえば、
1月1日・元日の誕生花は、松、福寿草、白椿、梅、スノードロップ、白いチューリップ
3月3日・桃の節句の誕生花は、桃、花桃、ピンクの桃、蓮華草
5月5日・端午の節句の誕生花は、菖蒲、花菖蒲、あやめ、おじぎ草、アルストロメリア・鈴蘭・黄色のカラー
7月7日・七夕の誕生花は、くちなし、睡蓮、アベリア、アゲラタム、スグリ(酸塊)、アカスグリ(赤酸塊)、エノテラ(桃色昼咲月見草・昼咲月見草)
9月9日・重陽・菊の節句の誕生花は、白菊。浦菊(うらぎく)、スプレーマム(スプレー菊)、女郎花(おみなえし)、紫苑(しおん)、浜紫苑、リコリス、屁糞葛(ヘクソカズラ)、カンガルーポー
といった具合に、やっぱり!と思うものから、あれ?と思うものまでさまざま。
自分を守護してくれる誕生日の花といわれつつ、こんな植物じゃイヤというのも。
ものによっては、誕生花の日にちが入れかわっているものもあり、開花時期や、店頭販売の時期に沿ったものなど、いろんなシリーズがあります。
誕生花の由来は、古代ギリシア・ローマの神話の時代に求められるといわれますが、日本の風土にマッチした誕生花は、味わいのあるものです。
1日ごとに選ばれた誕生花を追っていくと、それだけで季節の移り変わりが楽しめますね。